先日当店のキャンピングカーも横転事故がありましたが、
キャンピングカーの人気が高まるに連れ、年々事故も多くなってきています。
キャンピングカーレンタルですので、初めてキャンピングカーの運転をする方や運転に慣れていない学生さんもレンタルされます。
楽しい思い出が事故などで苦い思い出にならないように、
キャンピングカーを運転するにあたって気を付けておきたいポイントを紹介したいと思います!
1.高さ
【キャンピングカーの運転で何よりも注意しないといけないのは高さです】
キャンピングカーレンタルの事故で一番多いのはやはり上部をこすってしまう事故です。
キャブコンタイプのキャンピングカーでしたら高さが約3mあります。
ワゴン車やミニバンでも2mぐらいですので、普通車の感覚で運転しているとぶつけてしまいます。
中でも多いのが山道を走っている時に道路上まで伸びてきている木の枝です。
普通車だとなかなか気が付きませんが、山道の木の枝はかなり伸びていて、気を付けて運転しないとボディ上部が傷だらけになってしまいます。
キャンピングカーで細い脇道などに入るのは危険です!
出来るだけゆっくり大きな道を通りましょう。
また若いお客様で多いのがコインパーキングなどの雨よけにぶつける事故や、高さ制限がある駐車場に入ってしまう事故です!
キャンピングカーは基本的に屋根があるところには入れませんので、駐車場選びは慎重に!
駐車場での事故は設備にも賠償が必要になりますので、事故の負担額も倍になってしまいます。
いつも乗っている車の感覚では走れないので、常時高さを意識する事が大切だと思います。
2.高速道路上の走行
キャンピングカーは普通車の何倍も空気抵抗や強風の影響を受けやすいです。
高速道路で大型トラックが横を通っただけで車体が不安定になります。
橋の上などの横風も要注意です!
また高さがありますので、走行中の安定性も乗用車ほど良くはありません。
特に高速道路上での走行には気を付けないといけません。
高速走行中に急ハンドルを切ったり、急な車線変更など、普通車のようにスムーズに車は動きません。
車体が安定せずに横転事故になることも(;_;)
実際に毎年横転事故が起こっています。
車外にに放り出されて死亡事故なども起きていますので十分に気を付けましょう!
高速道路でも山道でも一緒ですが、キャンピングカーでは必ずゆっくり走る事が大事です。
元々大きなキャビンを積んでいますので、スピードはあまり出ませんが(笑)
3.カーブでの走行速度
キャンピングカーで急カーブの走行は要注意です!
キャンピングカーは重心が高いので、いつもの感覚でカーブに侵入すると曲がり切れずにガードレールに接触してしまう事があります。
また接触しそうになり無理にハンドルを切ると車体が大きく傾き横転してしまう事もあります。
どんな車でもそうですが、特にキャンピングカーの場合はスピードを落としてカーブに侵入して下さい。
キャンピングカーの特徴をよく理解する
キャンピングカーでの運転は何よりもスピードを出し過ぎない事が大切です。
まだまだ注意するべき点はありますが、
車の特徴をよく理解して運転する事で、事故が起きる確率は極めて少なくなります。
ゆとりをもって安全運転を心がけ、非日常な素敵な旅をお楽しみください。